続きを読む/Read more
コサメビタキ(Asian Brown Flycatcher, Muscicapa dauurica)
オオルリ,クロツグミの次は,ムシクイ(センダイムシクイ・エゾムシクイ),サンショウクイ,キビタキと馴染の面々が続々公園に入ってきた.
が,渡りが終わって振り返ってみると,ご紹介に値する写真が一枚もない.いつでも観られるからとスルーした結果,この始末である.ま,来年も観られるから特に問題はない.
で,続いて到着したのがコサメビタキ.同じく春の渡り鳥だ.そこそこの数が小鳥の群れに混じって入ってくる.
前日から天気が荒れに荒れ,強風の残る中の探鳥.風が強い日は鳥が観られない気もするが,意外に下層で風をやり過ごしていることがある.
このコサメビタキは目論見通り,目の前で遊んでくれた.
バックの白いのはミズキの白い花.人間が食っても無味だけど,鳥には大人気の木だ.鳥の好みというのはよくわからない.
秋の渡りで再びこの公園を訪れる頃には,このミズキもたくさんの実りでお出迎え...を期待するのだが,だいたいヒヨドリ・メジロ・カラスに食べ尽くされてしまう.
ーーーそのあとはモミジの中を遊んだり
ポーズをとってみたり.
ふわふわのお腹とぱちくりお目目がかわいい.
こんな日は,目の前にも止まってくれちゃったりする.
背景が違うと色も違って見える.
コサメビタキは「小」さい「サメビタキ」.サメビタキは「鮫」皮色のヒタキ.足して合わせて「小鮫鶲」と書く.小雨は降っていたけど,名前とは一切関係ない.
またミズキの中に入った.
ミズキとうまく絡めて,というのは求めすぎか.
春の渡り,第1波はわんさか(当地比)来てくれたが4月中旬,第2波以降は先細り.1日1種,それも1羽だけというのがしばらく続いた.
コサメビタキの鳴き声はコチラ.